18.宣告①

妊活
スポンサーリンク

※流産宣告のお話となります。
苦手な方はご注意ください。

2回目の受診

6w4d夜のこと。薄いですが茶色のおりものが出ました。
まさか出血する?と思いすぐ調べると、妊娠初期にはよくあることのようで…。
でも何かあったら心配なので翌日病院に行くことにしました。
この時点ですごく不安になってしまいました。もしこのまま出血したら…。
でもネットにはよくあることって書いてあるし、もしかしたら明日心拍聞こえるかもしれないよ!と夫とも話していました。

先生に事情を話すと、「まあ茶色いおりものくらいだったらよくあることだよ~。まずは診てみようか」とのこと。
内診をして…。なんだかリング(多分卵黄嚢)が見えました。この間よりは少し大きくなってる…。
先生「ん~。この間よりは大きくなってるけど…。とりあえず診察室でお話しますね」と言われました。
歯切れが悪くて、いつも内診が終わるときは「はいじゃあこれで終わりますよ~」という先生なので、この言い方は良くない方向なんだなと察しました。

そしてまた診察室へ。
先生「この間よりは大きくなってるんだけどね。この時期になると本当は赤ちゃんが見えると思うの。
でも見えてない。そしてこれ(卵黄嚢)が大きすぎるんだよね…。今回は残念だけど、流産になると思います。」
6w5dで胎嚢は10.4㎜。そしてその半分くらいは卵黄嚢でした。

言われた直後は頭が真っ白でした。流産…?せっかく妊娠できたのに…。
先生と話してるうちに涙が出てきて、看護師さんがティッシュを渡してくれた時に、声をあげて泣いてしまいました。
先生「でも流産後、また妊娠して元気な赤ちゃん産まれてる人はいっぱいいるからね。」と励ましてくれ、看護師さんもずっと背中をさすってくれました。
その日は午前休を取っていて、午後から仕事の予定でしたが、行ける状態ではありませんでした。
先生が心理的ショックが大きいから、しばらく仕事休んだほうがいいんじゃないと言ってくれ、診断書を書いてくれました。
診断書には「稽留流産」と書いてありました。
全然涙はおさまらなくて、診察が終わった後、個室を貸してもらって、そこでもしばらく泣いていました。

帰ってから、まず職場に連絡。
看護師としてクリニックで働いていたので、院長と看護主任に泣きながら事情を話しました。
2人とも、うんうん、と話を聞いてくれて、「まずはゆっくり休みな」と言ってもらえました。

そして夫に電話。
「ダメだった…」と話しているうちに、また泣いてしまいました。
夫も電話口で泣いてる感じが聞こえてきて…すごく辛かったです。
夫から「実家に行って少し休んできたら?」と言われ、次は私の母に電話することになりました。

両親には心拍が確認できてから妊娠報告をするつもりでした。
不妊治療のことは前から教えていましたが…。
そして母に電話。
母「あれー?どうしたのー?今日休み?具合悪いの?」
私「具合悪いんじゃないんだけど…。あの…。」と言ってる間にまた涙が出てきて、母にも泣きながら話しました。
母が「とりあえずうちにおいで」と言ってくれたので、少し落ち着いてから向かうことに。

もうこの日はずっと泣いていました。
ここまで頑張ってきたのに…。せっかく赤ちゃんが来てくれたのに…。
そんな思いばかりでした。

長くなるので、今日はここまでです。
また次で続きをお話しますね。

コメント