今までの経験のこと
突然なんだろう?と思う方もいるかもしれませんが、妊活のことだけではなく、家や病院での子どもの看護について書いていこうかなーと思っています。
ご存じの方もいるかもしれませんが、私は10年間小児科の看護師として働いていました。
10年間の中には、病棟(入院する病院)と外来(クリニック)があります。
今子育て中の方や、これから予定のある人、今後のために興味がある人など、見ていただけたら嬉しいです。
今は看護師を辞めているので、私の備忘録としても記録したいなと思います。
看護もいろんな考えがあるので、あくまでも私のは一個人としてのブログとして見てください(^-^)
最初は熱冷ましの使い方について書いていこうかなと思います。
熱冷ましの種類は?
熱冷ましってどんなのを使うといいの?一度も使ったことない…。
というお母さんは少なからずいました。
私の経験上、一番使いやすいのは『座薬』だと思います。
飲み薬だと熱の不機嫌から飲めなかったり、そもそも薬が嫌いという子もいます。
もちろん、粉薬の方が好きということであれば、そちらを選択してもらっていいです(^-^)
座薬は、ぐったりして本人が薬を飲めなさそうなときでも、おしりに入れられます。
熱冷ましの種類は、
★粉
★シロップ
★錠剤
どれを選択してもいいし、「粉薬飲むの初めてだけど、ちゃんと飲めるか不安…」
という人には、座薬と粉薬どちらも処方しているときがありました。
そこは小児科の先生と相談していいと思います(*^^*)
いつ使えばいいの?
これも結構聞かれることが多かったです。
処方箋には『38.5℃以上の発熱の時に使用』と書いてあることが多いかなーと思いますが、正直熱の高さは気にしなくていいです。
私たちがお母さんたちに伝えていたのは、
「熱が高くても本人が元気そうであれば様子を見ていいです。逆に37.5℃でもぐったりしている、元気がないようでしたら使ってください」
と言っていました。
熱が高くても本人が元気であれば、そのくらいの余力があるということなので、無理に使わなくてもいいです。
あくまでも熱冷ましって、熱とか関節痛などの不快感を取るもので、熱を下げて風邪を治すというものではありません。
本人が辛いときに使う。
これが一番です(^-^)
ちなみに赤ちゃんのおしりに入れるときに、痛そうだなーと思う方は、ドラッグストアにワセリンが売ってあるので、それを座薬の先端に付けて入れてあげると、スムーズに入ります(^-^)
粉薬はアレンジができる
次におすすめしていたので、粉薬です。
粉薬って溶かすとシロップとして使えるし、少しの水を垂らして練ると団子みたいになります。
それを赤ちゃんの口の中(ほっぺのところ)に付けて、そのあと母乳やミルクを飲ませると、薬が飲めます。
座薬が使えないパターンとしては、下痢をしているときかなーと思います。
座薬を入れてもすぐに出てきてしまう…。という場合は、座薬以外のものを選びます。
今の薬は甘い
昔って薬が苦い!ってイメージじゃなかったですか?
私も薬嫌いで、よく吐き出してました(笑)
薬局で処方されている薬を味見したことがあるんですが、甘くてびっくりしました(・o・)
私が子どものときに、この味だったら飲んでたかもなーと思います。
薬が嫌いな子ももちろんいますが、中には進んで飲む子もいるくらい、薬がおいしくなってます(^-^)
薬を飲まなかったら?
どうしても薬嫌だー!という子もいますが、ただの風邪薬だったら、飲まないときがあっても大丈夫です。
風邪であれば薬を飲まなくても治ります。
薬をもらう理由は、辛い症状を軽減させるためです。
咳が辛くて眠れない、鼻づまりが苦しい…など不快な症状を取るために薬を飲みます。
なので、家族から見て、そんなに症状が辛そうでなければ薬を飲まなくても、自然に治ります。
でも、赤ちゃんってまだ小さいし、しゃべれないし、不安になることもあると思います。
そういう場合は、小児科を受診して先生と相談するだけでも大丈夫です(^-^)
先生が、このくらいなら大丈夫、辛そうだから薬を出す、など判断してくれます。
家族の方は、「こんなことで連れてきていいかわからなくて…」と言う方もいますが、心配だったら連れてきていいんですよ、というのが病院側の気持ちです(^-^)
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