子どもが熱を出したらどうする?
子どもが熱を出した…よくある出来事だと思います。
熱が出たから冷やさなくちゃ!と思う方も多いですが、冷やすタイミングというものがあります。
熱が出たら冷やさないの?
熱が出たら熱くなるので、氷枕などを使いますよね。
でもそれを使うタイミングがあるんです。
まず、使うタイミングは、
☑手足が温かいこと
そして、使うのを待つタイミングが、
☑手足が冷たいこと
なんです。
手足が冷たいということは、これから熱が上がってくるというサインになります。
熱が上がるタイミングでは寒気が起こります。
寒気があるときには、毛布を重ねて暖かくなりたいですよね?
そこに冷たい氷枕をつけると、さらに寒くなってしまいます。
子どもは冷やすのを嫌がる子もいるので、そういう時は無理して冷やさなくてもいいです(^-^)
冷やしたから熱が早く下がる、冷やさなかったから熱が続く…というものではありません(^-^)
もちろん頭だけ熱いから、そこだけ冷やしたい!という方は使っても大丈夫です(^-^)
あくまでも、看護の立場からというと、熱が上がりきってから使うようにしていました。
これは熱冷ましでも使えることなんですが…。
以前熱冷ましの使い方を書きました。
基本的に熱冷ましは、辛いときに使って大丈夫です。
でも、手足が冷たくこれから熱が上がるときに使っても、そんなに熱は下がらず、解熱剤が効いてないんじゃないか?と思う親御さんが多かったです。
これは解熱剤が効いていないのではなく、熱を下げようとして薬を使っているのに、体は熱を上げようと拮抗しているので、思ったより熱が下がらないという現象になります。
なので、手足が温かくなって熱が上がりきってから解熱剤を使うと、ガクンと体温が下がるので、効いてるような感覚になります。
水分はちゃんと摂りましょう
熱があるときに食欲がなくなることもありますが、食事は摂れなかったら無理して摂らなくても大丈夫です。
いつもの固形物が食べれなくてもお粥や、ゼリーが食べれるのであればそれがいいです(^-^)
最悪食事を摂らなくても少しの間は大丈夫ですが、水分だけは摂ってください。
水分を摂らないと脱水になります。
脱水になると入院することもあるので、なるべく摂るようにしてください。
本当は脱水にはOS1が一番いいんですが、OS1が飲めなかったらお茶やジュースなどなんでもいいです。
☑汗をかかない
☑元気がなくぐったりしている
入院まで行かなくても、クリニックで点滴をすると少し元気が出るということがあります。
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