21.とうとう

妊活
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※流産のお話があります。苦手な方はご注意ください。

 

心拍が聞こえてからさらに1週間後…。
8w3dの受診のことです。
今回は私1人での受診…。とても心細かったです…。
今日こそは何を言われるか…。
前回の受診の説明から、もう厳しいであろうとはわかっていますが…。
どうしても奇跡は起きないのかな、と心で思ってしまいます。
診察室に呼ばれるまで心臓はバクバクだし、泣きそうだし…。

そしてついに診察室へ。
先生「じゃあ今日も見させてもらいますね。ちなみにつわりはどうですか?」
私「前回受診後、何日かしたら急になくなりました…」
前回受診の7w3dまでは軽いつわりがありました。でもその数日後にピタッと止まってしまいました。
急になくなるのも、もうダメなんだろうなと思ったきっかけです。

ついに内診へ…。
先生「心拍は~…。なさそうかな~…。ん~。やっぱり止まってますね。」
やっぱりダメでした。
先生は心拍が本当に止まってるかどうか、何度も何度も丁寧に見てくれました。
胎芽の大きさは5.8㎜。
そしてまた診察室へ呼ばれ、手術をするか、自然に出てくるのを待つか聞かれました。
このときまだ仕事をしていたので、突然大量出血しても困るし、手術を選択しました。
すると先生は、「そうだね。なるべく早めに出してあげたほうがいいと思うよ。」と言ってくれました。
この受診から手術まで1週間くらいあったので、それまで自然に出てこないかが心配でした。
出血したらすぐ教えてねと言われていました。
そのあと、手術の説明などいろいろしてもらい、帰宅となりました。
本当はいろいろ聞きたいことがあったのですが、頭が真っ白になっていて、聞くのを忘れてしまいました…。

前回の受診から3日後くらいに心拍は止まったようです。
だいたい1日に1㎜ずつ大きくなると言われました。
もう心拍が止まってしまったんだ…。
やっぱり先生の見立てって当たるだなって思っちゃいました。
なんとか奇跡が起こってほしかった。
せっかくできたこの子を産んであげたかった。
いろんなことを思いました。
ちょうど働いていたクリニックでもコロナ患者の対応をしている時期だったので、感染予防のためにも手術日までお休みをもらうことになりました。
とうとう流産となってしまい、この日からまたしばらく泣く日々が続きました。

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