24.病理検査

妊活
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流産手術の病理検査

流産手術をする前、先生から「手術をするときに細胞を病理検査に出しますね。絨毛性(ここら辺はなんと言ってたか曖昧です)かどうか調べます。」と言われました。
絨毛性…?なんですか、それ状態です。
小児科のことはわかってても、婦人科・産婦人科のことはさっぱりわかりません。
家に帰って調べると、異常妊娠のようですね。
絨毛性疾患の中で有名なのは「胞状奇胎」だと思います。
胞状奇胎には全胞状奇胎部分胞状奇胎があります。説明が難しいので、これは割愛で…。
全胞状奇胎の約10%は悪性腫瘍に移行するんだとか…。
流産の中にこんな恐ろしい病気が隠れているなんて思いませんでした。

病理検査の結果

私は、普通(?)の流産でした。胞状奇胎になっていたわけではなく、ただ染色体の異常で流産になったようでした。
ただ流産を繰り返すようだと今度は不育症の疑いが出てきます。
先生にもまれに流産を繰り返す人がいると言われました。
そうなったときは、また検査が必要だと思います。

心の傷

何でもなかったことは良かったですが、手術後もしばらく思い出して少し泣く、というのを繰り返していました。
そんな簡単に心の傷が癒えるわけがありません。
今回はタイミング法で妊娠できましたが、次もタイミング法で妊娠できるという保証はありません。
そもそも次も妊娠できるかどうかなんて誰にもわかりません。
すぐ妊娠するかもしれないし、何年後かになるかもしれないし…。
結婚して1年半以上経って妊娠できたと思ったら、流産。
また最初からやり直しだという思いがありました。

子どもの頃からすごく赤ちゃんが好きで、他人の子でも可愛いな~と思っていました。
保育士になろうか悩んだこともありましたが、いろいろあり看護師になることに。
それなら絶対小児科で働きたいと思い、仕事を辞めるまで小児科一筋でやってきました。
子どもたちはとても可愛いです。
診察室で一緒に遊んだり、「また来るねー!」って言って帰ったり、本当にこちらが笑顔をもらうような、とても素敵な仕事でした。
小児科のクリニックに転職して、この仕事は天職だと思ったくらいです。
子どもが可愛いからこそ、今の状況がとても辛い…。
もう今は小児科で働けないかも…と仕事を辞める方向に気持ちが傾いていきました。

 

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